

こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・正式名称は「コミュニケーション検定」
・履歴書には「コミュニケーション検定 初級(or上級)」と書くべし
・そもそも履歴書にコミュニケーション検定を書くべきか?(書かない方が良い場合もある)
・資格を履歴書に書かない方が良い場合もある
目次
正式名称は「コミュニケーション検定」
サーティファイが主催する通称コミ検は正式名称を「コミュニケーション検定」と言います。
公式サイトにもそう表記されていますし、私が受験した時に届いた(Yahoo!)メールにもそう書いており、正式名称はそのまま「コミュニケーション検定」で間違い無いでしょう。
履歴書には「コミュニケーション検定 初級(or上級)」と書くべし
以上正式名称が「コミュニケーション検定」である以上履歴書にはその正式名称で書くべきでしょう。
もし取得したのがコミュニケーション検定初級(のみ)であるならば「コミュニケーション検定 初級」と書くべきです。
取得したのが上級であるならば「コミュニケーション検定 上級」と書くべきです。
履歴書全般の書き方は以下のマイナビのサイトを参考にしてください。
●履歴書には上の級のみを書くべし
初級・上級共に取得している場合基本的に上級のみで充分です。例えば「漢検2級」(正式名称省略)とあるとそれなりに頑張ったと評価され得ますが、「漢検6級・5級・4級・3級・2級」と書かれていたら違和感を覚えませんか?
基本的に資格試験の上位の級は下位の級に関する知識を前提としておりますので、その観点でもわざわざ下の級を書く必要はないでしょう。
そのため、コミュニケーション検定初級、上級共に取得している場合は「コミュニケーション検定 上級」とだけ書くべきです。
なお、コミュニケーション検定初級・上級に関する詳細な情報については以下の記事を参考にしてみてください。
そもそも履歴書にコミュニケーション検定を書くべきか?
●初級は履歴書に書かない方が良いだろう
まず、コミュニケーション検定初級は履歴書に書かない方が良いと思われます。
まず一般論として、どの資格も「初級」であったり「2級」、あるいは「一次試験合格」とあると、「同じ資格群の中でも簡単なものしか取れていないのだろう......」という推定が働きます。
もちろん例外もあって、例えば簿記2級ですと新卒では「それなりに会計について学んできた」と評価されることが多いですし、転職の際にも「最低限の会計知識は持っている」と評価されることが多いです。
簿記は2級といえどそれなりに勉強が必要で、逆にいえば合格すれば「それなりに会計知識をつけた」事になるでしょう。
結局の所その資格を書くべきか否かは「その資格の難易度」で考えるのが基本だと思われます。
例えば「初級」といえど「初級ですら難しすぎて、上級合格者は日本に何人かしかいない」という類の資格でしたら書いてもよい(書いた方が良い)と思います。
しかし、コミュニケーション検定初級は以下の記事に記した通り、難易度は決して高いとはいえないため、あえて書く必要はないと思います。
●上級を履歴書に書くべきか否かは応募先に応じて書くかどうか決める
コミュニケーション能力はどんな職場であれ一定程度は求められます。
だからこそ「コミュニケーション検定」の、それも上級であるならば書いて損はない!と考える人もいるでしょう。
しかし私としては、必ずしもコミュニケーション検定上級を履歴書に書くべきではないと考えます。理由は主に2つです。
以上コミュニケーション検定の「正式名称」にこだわってきましたが、理由は簡単で「履歴書には原則的に正式名称で書くべき」だからです。
略称というのは基本的に「話しことば」で使うべきものであり、書く時、特に履歴書などの硬い書類に書く時に適した言い方ではありません。
また、正式名称で書くことで得することがあるとは限りませんが、略称にすることで相手に伝わらず損するということは充分にあります。
自分の本質的な力量以外の面でマイナス評価されるとしたらもったいなすぎます。
なのでこういった「様式」は最低限整えた方が良いでしょう。
もちろん、ウェブサイト上での履歴書登録の場合はシステム的に文字数が限られる場合があるので、その際は略称もやむを得ませんが。
資格を履歴書に書かない方が良い場合もある
ここまでは履歴書にその資格名を記入することを前提として立論してきましたが、以降はむしろ「資格を履歴書に書かない方が良い」場合を述べていきます。
といっても話は簡単で、書かない方が良い資格はその職場や大学などに直接関係しない資格です。
例えば証券会社への履歴書で宅建(のみ)が書かれていては違和感があります。なんでうち(証券会社)なの?と。
(※例えば証券外務員・証券アナリストと共に書かれていれば違和感はないという場合もあり得ます。)