引用 PR TIMES
自販機で飲み物を購入しようとしたら、電子マネーが反応しない・・・
急いでいる、後ろに人が待っている時に限って!という経験があるのではないでしょうか?
小銭を出さずにスマホで簡単決済できる電子マネーを利用する人が増えています。
それと同時に自販機で反応しないトラブルも・・・。
自販機が反応しない理由にはいくつかあり、それを試すことによってスムーズに決済することができます。
こちらの記事では、以下の内容を解説しています。
- 自販機で使えない原因と対処法
- 各自販機で使える電子マネーの紹介
- 自販機で決済可能なアプリの紹介
「いざ」というときに焦らないようにぜひ、最後まで読んで参考にしてください。
自販機で電子マネーが反応しない原因と対処法
自販機で電子マネーが使えない原因としては、大きく5つのことが考えられます。
①スマホのかざす位置がずれている
②読み取りパネルと電子マネーが離れている
③電子マネー側の不具合
④自販機・読み取りパネル側の不具合
⑤コカ・コーラ自販機の場合別の方法も
以下でそれぞれの項目について詳しく見ていきます。
原因①スマホのかざす位置がずれている
スマホに搭載されているNFC(ICチップ)ですが、この位置が読み取りパネルからずれていると、反応しません。
NFCの位置を確認してみると、Androidはメーカーによって異なりますが、真ん中に近い位置にあることがほとんど。
しかし、iPhoneは右上上部で、Androidよりもかなり上に位置しています。
したがって、iPhoneユーザーは自販機で反応がないときは、先端部分をかざすと反応してくれます。
②読み取りパネルと電子マネーが離れている
次に考えられる原因としては、電子マネーと読み取りパネルの距離が離れていて、上手く読み込めないということです。
そういった時は、読み込める範囲まで電子マネーを近づけてみましょう。
ではどのくらいまで近づけたらよいかというと、「2〜3cm以下」です。
自販機リーダのメーカーによると、20㎜あるいは30㎜以下が「読取距離」になっています。そのため、かなり近づける必要がありますね。
また、電子マネーをすぐに離すと読み取りできない場合があるので、反応するまで待ちましょう。
原因③電子マネー側の不具合
電子マネーカードであれば磁気やカードの損傷で、上手く反応しないことがあります。
または、スマホの決済であれば「IC部分の不良」「通信エラー」「上限額を超えている」「登録カードの有効期限切れ」などが考えられます。
対処法は「電子マネーの接続をし直す」「別の電子マネーで確認してみる」です。
「別の電子マネー」が反応すれば、反応しなかった電子マネー側の問題ということになります。
しかし、別の電子マネーも反応しなかった場合は次のような可能性も考えられます。
原因④自販機・読み取りパネル側の不具合
上記の①と②の対処法を試してもダメだった場合は、「自販機や読み取りパネル側の不具合」の可能性があります。
その場合は自販機の硬貨投入口の下に貼られている「電話番号」に連絡をしましょう。
こちらの電話番号が書かれているものは「統一ステッカー」というもので、以下のことが記載されています。
- 管理者名
- 連絡先住所
- 連絡先電話番号
「統一ステッカー」は、当時の大蔵省、厚生省、農林水産省、通商産業省の4省共同通達により義務化されており、自販機をしっかり管理しているかどうかを図るものです。
すなわち、このステッカーに記載されている管理者の電話番号に連絡をすると、きちんと対応をしてくれます。
統一ステッカーには「管理番号」がありますので、電話ではその番号を伝えましょう。
原因⑤コカ・コーラ自販機の場合別の方法も
コカ・コーラ自販機の中には「読み取りパネル」を介さずに、電子決済できる「Coke On(コークオン)対応自販機」があります。
Coke On対応自販機の中でも、通常のように読み取りパネルがある自販機はパネルにかざして決済できますが、パネルがないものは次の方法で決済する必要があります。
【Coke On Payを使用する】
①アプリの起動
コークオンロゴ引用
Google Play
「https://play.google.com/store/apps/details?id=com.coke.cokeon&hl=ja&gl=US」
お手持ちのスマホの「Bluetooth設定」と「位置情報サービス設定」をオンにします。
この設定を行わないと正常に反応しません。つぎに、Coke Onアプリを立ち上げます。
②スマホを自販機に接続する
引用:コカ・コーラ「https://c.cocacola.co.jp/app/」
自販機の「販売中」画面にある黄色の点滅しているバーにスマホを近づけると、自然に接続します。
または、手動で「接続する」をタップすると接続可能に。
黄色点滅がブルーの点灯に変化し、「数字」がスマホと自販機に表示されます。
これが、正常に接続されたということです。
③ドリンクを選択し、購入する
数字が表示されると、スマホを離してもOK。


「Coke On Pay」をタップ。
すると、自販機のドリンク情報がスマホ画面に反映されます。
欲しいドリンクを選択し、購入する場合はスワイプして確定です。
自販機からドリンクが出てきます。
「Coke Onアプリ」とはアプリを通じて支払いができるサービスです。
アプリでは①「電子マネー設定をしたCoke On IC」②「Coke On Pay」と決済方法が2種類あります。
①は読み取りパネルを通じて決済し、アプリにスタンプが貯まる仕組みです。
②は読み取りパネルではなく、販売中の表示のある点滅画面から決済を行います。
①も②もあらかじめ「決済の設定」が必要です。
【決済方法の設定】
①アプリを起動させます。
アプリ画面右上のメニュー(三本線)をタッチ。
②「Coke On Pay お支払設定」を選択し、「ログインして始める!」をタッチします。
生年月日入力後、「Apple」「LINE」「コカ・コーラ会員」の3つの方法でログインが可能。
同意して登録完了です。
「戻る」をタップ。
③「決済サービスを追加する」を選択
登録できるものは
- クレジットカード
- プリペイドカード
- PayPay
- LINE Pay
- au Pay
- 楽天ペイ
- メルペイ
- Appleペイ
- d払い
選択した後は「連携を続ける」をタップ
④登録完了
画像引用:Coke On 「https://c.cocacola.co.jp/spn/app/help/pay/#pay_what_is」
決済設定画面が再起動し、「登録」して設定すれば完了です。
Coke On アプリで設定されていることをご確認ください。
以上のようにCoke On Payは通常の電子マネー決済とは違うため、注意しましょう。
自販機で使える電子マネーをメーカーごとに紹介
街中や通勤時でよく見かける自販機を取り上げ、各メーカー専用自販機で使える電子マネーについてご紹介します。
コカ・コーラ
引用画像:コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社https://www.ccbji.co.jp/business/installation/
対応している電子マネーの種類は自販機ごとに異なるので、自販機に貼っているステッカーの確認が必要です。
こちらでは公式サイトで記載されている主な電子マネーを紹介します。
※交通系電子マネーは以下を指します。
「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」
- 交通系電子マネー
- その他電子マネー「楽天Edy」「nanaco」「WAON」「PiTaPa」
- クレジット系電子マネー「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」
- 「QRコード決済のiD」「QUICPay+」
アサヒ飲料
引用画像:八洋「http://www.hachiyoh.co.jp/master/products/asahi.html」
アサヒ飲料の自販機も対応している電子マネーは自販機ごとに異なります。
こちらでは主に取り扱いの多い電子マネーを紹介します。
・交通系電子マネー
・その他電子マネー
「楽天Edy」「nanaco」「WAON」
「QRコード決済のiD」「QUICPay+」「WeChat Pay」
伊藤園
引用画像:伊藤園自動半期ラインナップ「https://www.itoen.co.jp/company/vender/lineup/#lineup4」
公式サイトで取り扱いのある電子マネーについて紹介します。
- 交通系電子マネー
- その他電子マネー「LINE Pay」「PayPay」「d払い」「J-Coin Pay」「メルペイ」「楽天ペイ」「Alipay」
サントリー
引用画像:サントリービバレッジソリューションズ自動販売機事業
「https://www.suntory.co.jp/group/sbs/business/vending/suntory/」
公式サイトでは電子マネーの詳細はありませんが、実際に取り扱われている電子マネーです。
- 交通系電子マネー
- その他電子マネー「楽天Edy」「nanaco」「WAON」「QRコード決済のiD」
最近は「PayPay」「au PAY」「d払い」「J-Coin Pay」「メルペイ」「楽天ペイ」「Alipay」を取り扱う自販機も出てきています。
キリン
引用画像:八洋「http://www.hachiyoh.co.jp/master/products/kirin.html」
すべての自販機というわけではありませんが、一部の自販機に対応している電子マネーを紹介します。
- 交通系電子マネーの一部(例えば、Suicaのみ)
- その他電子マネー「楽天Edy」「nanaco」「LINE Pay」
ダイドードリンコ
引用画像:八洋「http://www.hachiyoh.co.jp/master/products/kirin.html」
すべての自販機というわけではありませんが、一部の自販機に対応している電子マネーを紹介します。
- 交通系電子マネーの一部(例えば、Suicaのみ)
- その他電子マネー「楽天Edy」「nanaco」「LINE Pay」
JR東日本
引用画像:acure 自販機「https://www.acure-fun.net/acure/#anc01」
JR東日本の駅ナカを中心に設置されている自販機「acure(アキュア)」です。
公式サイトより引用。
- 交通系電子マネ
- その他の電子マネー「楽天Edy」「nanaco」「WAON」
- 「QRコード決済のiD」「QUICPay+」「WeChat Pay」「Alipay」
なお、メーカーすべての自販機が、記載した電子マネーを取り扱っているわけではありません。
自販機ごとに違いますので、貼られているステッカーを確認してください。
メーカーによっては決済可能なスマホアプリもあります!
最近は、自販機メーカーがアプリと接続し、スマホで簡単決算できるものが増えています。
自販機メーカーアプリの魅力は「スタンプ」や「ポイント」が貯まって、ドリンクチケット発行やポイント交換できること。
各メーカーのお得なアプリを紹介します。
日本コカ・コーラ:Coke ON(コークオン)
画像引用 Google Play
「https://play.google.com/store/apps/details?id=com.coke.cokeon&hl=ja&gl=US」
Coke ONの特徴はアプリでのサービスが充実していること。
スタンプとポイント両方が付与され、サブスクなどのサービスもあり。
スタンプ
- 1ドリンク購入につき、1スタンプ。
- スタンプ15個で「ドリンク1本分無料券」発行
- お友達紹介で、条件達成するとスタンプ付与される(期間限定)
- 1週間の目標達成と累計歩数ごとに1スタンプ付与。(Coke On Walk)
Coke On ポイント・・・1ポイント=1円相当。
Coke On Wallet・・・銀行口座を登録し、チャージやキャンペーン参加によりポイントが貯まる。ポイントはドリンク購入に使用可能。
- 以下の電子マネーの登録も可能で、購入ごとにスタンプと電子マネーのポイントが付く。
- PayPayポイント
- LINEポイント
- 楽天ペイ
- au Pay
- d払い
- メルペイ
- Apple Pay
- クレジットカード
- Coke On Pass・・・毎月定額で好きなドリンクが飲める。3,300円と2,320円。
Dydo:ダイドースマイルスタンド
画像引用:Google Play
「https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.dydo.smilestand&hl=ja&gl=US」
ポイント・スタンプを貯めることができます。
ポイントがほかの電子サービスポイントと交換できる仕組みが特徴です。
ポイント
- ドリンク購入代金と同じポイント獲得。130円購入ならば、130ポイント。
- ポイントはクーポンや各種サービスと交換
【ポイントの交換先】
- PayPayポイント
- LINEポイント
- 楽天スーパーポイント
- nanacoポイント
- Amazonギフト
- プチギフト
Smile Walk・・・1週間の目標歩数達成ごとに「ウォーキングボーナス」を獲得。
これを翌月に自販機でドリンク購入すると、ポイントとして付与されます。
スタンプ
- 1ドリンク購入につき、1スタンプ獲得。
- スタンプ5枚でスクラッチができ、ポイントをゲット。
サントリー:サントリーグリーンプラス
画像引用:Google Play
「https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.suntory.greenplus&hl=ja&gl=US」
※2023年9月28日(木)23時59分をもって、すべてのサービスを終了します。
なお、2023年3月29日(水)で終了予定のサービスは以下のとおりです。
・新規会員登録
・ウォレット機能関連
・各種ポイント機能関連
・ミッション機能関連
ポイント「グリーンポイント」
・1pt=1円換算で、好きな飲料と交換可能。
・トクホ飲料購入で5pt、そのほかのドリンク購入で1pt
・歩いて目標達成(あらかじめ設定されている)で5pt
「Ponta」や「d ポイント」と連携すると、いずれかのポイントとグリーンポイントがダブルで貯まる・使える。
【決済方法】
・現金
・ICカード
・グリーンPay
・グリーンポイント
・dポイント
・Ponta
グリーンPayはクレジットカードと連携。
こちらを「オートチャージ」に設定すると、8%チャージ額がアップ。
つまり1,000円チャージしたら、1080円分のチャージ額になります。
アサヒ:TenTen
画像引用:Google Play
「https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mytenten.tentenapp&hl=ja&gl=US」
スタンプ付与やドリンク無料券などが発行されるサービスです。
スタンプ
・1ドリンク購入につき、1スタンプ獲得。
・15個集めるとドリンク1本が無料。
・新規会員登録でドリンク1本無料
以下は期間限定のキャンペーン
・期間:2023年1月16日(月)~2月15日(水)
三井住友カードよりチャージすると20%(600円上限)キャッシュバック
還元は2023年3月末ごろに付与
・期間:2022年12月13日(水)~2023年2月28日(火)
ホット商品購入でスタンプ2倍
キリン:Tappiness(タピネス)
画像引用:Tappiness(タピネス)|キリン「https://www.kirin.co.jp/softdrink/tappiness/」
キリン専用アプリではなく、LINEを使ったサービスです。
LINEを立ち上げて、対応自販機の指定マークにかざすことで使用可能に。
ポイント
・1ドリンク購入につき、1スタンプ獲得。
・15本貯まると「ドリンク1本無料」チケット発行。
こちらのドリンクチケットはLINEを通して友だちに贈ることも可能。
決済方法
・現金
・電子マネー
・LINE Pay・・・「チャージ&ペイ」でLINEポイントが貯まる
JR東日本:Acure Pass(アキュアパス)
画像引用:Apple store
「https://apps.apple.com/jp/app/acure-pass-%E3%82%A8%E3%82%AD%E3%83%8A%E3%82%AB%E8%87%AA%E8%B2%A9%E6%A9%9F%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/id1153950554」
他のアプリと違い、革新的なサービスが充実しています。
「アキュアメンバーズ」と連携するとさらにお得に。
・アプリ内でのドリンク購入と決済ができる。
受取は自販機でQRコード読み取り。
・プレゼントとしてドリンクを送ることも可能。
・「まとめ買い」「定期購入2,480円」ができる。
・自販機を使っての「試飲」。
ポイント
・1ドリンク購入につき、1スタンプ獲得。
・30ポイントで好きなドリンク1本と交換可能。
→「アキュアメンバーズ」と連携をしないともらえない。
決済方法
・Suica
・LINE Pay
・PayPay
・クレジットカード
「後払い受取」はクレジット払いのみ。
もし、よく利用する自販機があれば、アプリ登録がおすすめ。
自然とポイントやスタンプが貯まりますし、めんどうなキャンペーン応募も簡単にできます。
また、アプリ内で電子マネー対応自販機の検索もできるので、併せて利用しましょう。
(一部非対応あり)